5大モーターショーなんて言われますが、中でもパリモーターショーは最大の入場者数となることが多く、人気のあるショーです。
ジュネーブ、フランクフルト、パリ、東京、デトロイトの中では、パリは2番目に大きな都市圏人口となります。
一番は東京ですが、自動車に対する市民の興味は低いとは言いませんが、ヨーロッパ人には負けるでしょう。
結局パリが一番の観客数となるのもわかります。
ただし、フランスは、シトロエン、ルノー、プジョーと3大ブランドがありますが、いずれも人気があるとは言い難い。
高級ブランドを除けば、ヨーロッパではまずフォルクスワーゲンをはじめとするドイツ車を買うのが、概ね経済的余裕のある人の選択となります。次いでフランス車ときて、日本車が続く。SkodaとかSEATとかのややロープライスカーも選択肢としてあり、選ぶ幅が広い。
フランス開催のモーターショーでも、プジョー、シトロエン、ルノーは自国開催ということでフロア面積は広いですが、他の海外ブランドの存在感も大きいのが特徴です。
シトロエンなんかは日本では比較的マイナーな存在ですね。はっきり言ってしまえば、デザイン性も大衆車ぽくて凡庸なイメージがありますし、メカの信頼性もいわゆる仏車レベルとなると、日本では選ばれる余地が少ない。
あとコンセプトカーはデザインで頑張ってますが、市販型とは相当開きがありそうです。
プジョーとシトロエンは同グループ。日本で見かける仏車で最もよく見かけるのはプジョーじゃないでしょか。
近年のモデルは、ちょっとまとまりすぎていて、面白くない。2000年前後のモデルは、猫っぽくて面白かったです。
ルノーは日産との関係もあり、日本でも実は手に入れやすい。パーツ共用もいくらかされているという話も聞きますし、車種によってはプラットフォームまで共通化されていますね。ただし、どことなく日産車と似ているというか、日本車っぽいデザインなので、敢えてルノーに乗るという人は少ない。
ただ、ちょっと派手な雰囲気のあるメガーヌあたりは日本でもよく見ますね。カングーなんかも昔から知名度があります。
最近はこんな、一人乗り4輪も各メーカー多く出すようになりました。